腕時計人気ランキング2021年最新版・メンズ
2021年のまとめとして、様々な角度から弊社の今年を飾ったブランド4選をご紹介致します。
ロレックス
まず最初は腕時計界の絶対王者「ロレックス」です。
最もポピュラーな高級腕時計ブランドと言っても過言ではない同社ですが、今年もその勢いは止まる事を知らず、更なる成長を遂げました。
特に今年はデイトナやサブマリーナ、GMTマスターといったプロフェッショナルモデル(スポーツモデル)だけではなく、今までプレミア価格は付きにくかったデイトジャストやヨットマスターといったモデルにも人気は飛び火し、今やどのモデルも入手困難。
同社は時計業界の中では歴史が浅い方(それでも100年以上続いている・・・)5大時計ブランドには数えられないものの、実力はまず間違いないでしょう。
そんなロレックスから今年の顔を3本セレクト致します。
デイトナ
ロレックス
デイトナ Ref.116500LN
不動の人気を誇る定番モデル
まずは何と言ってもデイトナは外せないでしょう。
ロレックスの中でも一番人気の高いモデルとなっており、正規店での入手は極めて困難。
その人気もあって実勢相場は2020年と比べると右肩上がりでした。
ロレックス
デイトナ Ref.116500LN
ステンレススチールのデイトナ(116500LN)は黒文字盤の展開もあり、どちらも非常に人気の為、入手が困難。
初代のデイトナが1963年に発表されており、2023年はデイトナ60周年となります。
その期待もあるのか、いまだ勢いは衰える事を知りません。
60周年を直前に控えたデイトナは2022年も大注目株ですね。
デイトジャスト
ロレックス
デイトジャスト36 Ref.126234
オリジナルサイズの36mmの現行品
ブルーの文字盤が非常に鮮やか
2本目はデイトジャストです。
2020年まではデイトジャストの中でも大き目のデイトジャスト41が注目されがちでしたが、2021年はオリジナルのサイズであるデイトジャスト36へと注目が集まりました。
少し小ぶりなこのサイズ感が腕に乗せたときの収まりも良く、一度はめると手放せなくなる1本と言えるのではないでしょうか。
また、2021年にはデイトジャスト36に新型文字盤が追加され、更に人気が加熱。
ロレックス
デイトジャスト36 Ref.126234
2021年の新作、フルーテッドモチーフ文字盤
現在、腕時計のサイズのトレンドは40mm前後となっておりますが、2022年はもしかすると36mm前後の小ぶりな時計がブームとなるかも!?
そういった意味でも2022年も引き続き注目なモデルです。
勿論、デイトジャスト41は安定の人気を誇り、すっかり定番ラインへと定着しています。
ロレックス
デイトジャスト Ref.126334
すっかり定番モデルとなった41mmサイズのデイトジャスト
大人の雰囲気を醸し出しながらもある程度の大きさがあるので、上品なのにオフの日でも合わせやすいサイズ感をしていますので、年齢問わずオススメできる1本となっております。
オイスターパーペチュアル
ロレックス
オイスターパーペチュアル41 Ref.124300
愛称は「Tiffany」
今までには無い斬新なターコイズブルーの文字盤
3本目はオイスターパーペチュアルです。
2020年に登場したカラフルなダイヤルですが、2021年も勢いは衰える事がありませんでした。
その中でも1番人気はターコイズブルー文字盤ですが、他のカラーも引けを取らない人気っぷりで、非常に品薄。
それもそのはず、ラッカーダイヤルが採用されており(黒やシルバー等はサンレイ仕上げの為ラッカーではない)、生産できる年間本数が非常に少ないです。
ロレックス
オイスター パーペチュアル41 Ref.124300
こちらも人気のグリーン文字盤
ロレックスと言えばグリーンを連想する方も多いのではないでしょうか
また、カラーの展開だけではなく、サイズ展開も豊富なため、欲しい色が欲しいサイズで欲しいタイミングで在庫にあるかという問題もあります。
(28mm、31mm、34mm、36mm、41mmの展開がある※28mmと31mmはレディースサイズ、34mmはユニセックスとなる。)
2022年も引き続き品薄が想定されるオイスターパーペチュアル、全色揃える事が出来る猛者は現れるのでしょうか・・・。
チューダー/チュードル
続いて紹介するブランドはチューダー/チュードルです。
創業は1926年で、当時はチューダーと呼ばれておりましたが、2018年に日本に再上陸を果たした際に、正式名称がチューダーとなりました。
弊社ではヴィンテージ/アンティーク品も扱う関係上、どちらの呼び方も使用します。
再上陸を果たしてから、以前までのロレックスのディフュージョンブランドという立ち位置から脱する為、挑戦的なデザインと自社ムーブメントの開発にも力を入れてきました。
2021年のチューダー/チュードルは、その挑戦を幾つも成し遂げたと言える年だったのではないでしょうか。
そんなチューダー/チュードルから2021年の顔を2本紹介致します。
ブラックベイ フィフティエイト
チューダー/チュードル
ブラックベイ フィフティエイト Ref.79030N
39mmサイズの小ぶりなブラックベイシリーズ
まずはブラックベイシリーズからフィフティエイトです。
チューダー/チュードルの主力ラインであるブラックベイですが、2018年の再上陸と共に通常の41mmサイズに加え39mmサイズのフィフティエイトが登場しました。
チューダー/チュードル
ヘリテージ ブラックベイ フィフティエイト
Ref. M79030B-0001
39mmのサイズにブルーの文字盤が採用されている
フィフティエイトのシリーズの中でも一番人気のモデル
チューダー/チュードル
ブラックベイ ファブリック Ref.79230B
41mmサイズのブラックベイ
同じブルーベゼルでも文字盤は黒色が採用されている
写真では伝わりにくいがフィフティエイトとは一回り程サイズが違うので是非付け比べて欲しい
2021年に至るまで、様々な種類のフィフティエイトが登場しており、来年の新作発表にも期待が募ります。
2021年の新作はシルバー925を使ったフィフティエイトで、独特な経年変化を楽しむことが出来る1本となっております。
チューダー/チュードル
ブラックベイ フィフティーエイト 925 Ref.79010SG
ケースにはシルバー925が採用されている為、独特な経年変化を楽しむ事が出来る
また、過去にはブロンズ仕様のフィフティエイトも登場しており、傷や腐食に強い事を基本としている高級時計業界の中で、経年変化を楽しむモデルをラインナップさせる事は非常に挑戦的と言えるでしょう。
チューダー/チュードル
ブラックベイ フィフティエイト ブロンズ
Ref.79012M-0001
ケースやブレスレットがブロンズで作られている
シルバーと同じく経年変化を楽しむことが出来る
ブラックベイ クロノグラフ
チューダー/チュードル
ヘリテージ ブラックベイ クロノ Ref.79360N
2021年に発表された新型ブラックベイクロノグラフ
ツートンのダイヤルが印象的
次に紹介するのはブラックベイ クロノグラフです。
ブラックベイのクロノグラフモデルは以前からもラインナップされておりましたが、2021年にモデルチェンジを果たし、話題を呼びました。
文字盤は黒とオパライン(シルバー系)の2色展開で、インダイヤルがパンダの様に色が反転している仕様となっております。
チューダー/チュードル
ヘリテージ ブラックベイ クロノ Ref.79360N-0002
こちらはオパラインと呼ばれるシルバー系の文字盤
黒文字盤と同じくダイヤルはツートンになっている
このツートンのダイヤルは腕時計の中でも人気が高く、他のブランドでも人気が出やすい傾向があり、発表された直後からプレミア価格必至と言われておりました。
2021年12月現在ではやはりプレミア価格となっており、新作の為流通量も少なく、弊社でも入荷は少ないです。
レトロなデザインをしながらも日常的に使える堅牢な造りをしたクロノグラフとなるとやはり少なく、2022年も引き続き人気なのではないでしょうか。
グランドセイコー
3つ目に紹介するブランドはグランドセイコーです。
元々は1960年にセイコーの派生ブランドとして始まったグランドセイコーですが、その志は高く日本で世界最高峰の腕時計を作るという目標を掲げていました。
2004年に発売された第3のムーブメント「スプリングドライブ」搭載の腕時計は今も尚進化を続けており、多くの方々の時刻を正確に刻み続けております。
近年のグランドセイコーは文字盤への拘りを見せ始めており、日本特有の素材を使う事で、海外では作れないような美しさを表現しております。
そんなグランドセイコーから、今年の顔をご紹介致します。
グランドセイコー スプリングドライブ 雪白ダイヤル Ref.SBGA211
グランドセイコー
スプリングドライブ 雪白ダイヤル Ref.SBGA211
文字盤が雪面の様に独特な起伏がある
こちらのモデルは雪白パターンと呼ばれる雪面を表現した文字盤となっており、長野県 信州の山奥にある工房が毎年雪に覆われる事から着想しているモデルです。
2021年には、こちらの黒バージョンであるSBGA411も発表され、話題となりました。
一見すると白い塗装をしている様に見えますが、実は表面は銀メッキ処理がされており、白は使われておりません。
あえて白色を使わない事で雪の様な純白を表現しており、グランドセイコーの繊細さが伺えます。
グランドセイコー
スプリングドライブ 雪白ダイヤル Ref.SBGA211
写真では伝わりにくいが、純白のダイヤルは非常に高級感にあふれる
秒針はブルースチール針が採用されており、白とブルースチールの色味が非常にマッチしている
また、ムーブメントはスプリングドライブを使用しており、雪白パターンダイヤルの上をスイープ運針で動くブルースティール針がまるで雪原を滑り降りるかの様な優雅さを感じ取れるでしょう。
グランドセイコー
スプリングドライブ 雪白ダイヤル Ref.SBGA211
裏はスケルトン仕様でムーブメントを見る事が出来る
ケースにはブライトチタンを採用する事で、頑丈ながらも非常に軽い装着感を実現しており、実用時計としてのクオリティは日本最高峰と言っても過言ではないでしょう。
オーデマピゲ
最後にご紹介するのはオーデマピゲです。
世界5大時計ブランドに数えられる同社は、2021年最も勢いのあったブランドの1つではないでしょうか。
そんなオーデマピゲから今年の顔を2本ご紹介致します。
ロイヤルオーク
オーデマ ピゲ
ロイヤル オーク クロノグラフ Ref.26315OR.OO.1256OR.01
こちらは38mmのボーイズサイズ
まずはロイヤルオークです。
オーデマピゲのフラッグシップモデルで、天才時計デザイナー「ジェラルドジェンダ氏」がデザインをした事でも有名です。
現在でもそのデザインは大きく変わらず、現代にも受け継がれている名品です。
オーデマ ピゲ
ロイヤルオーク Ref.15300ST.OO.1220ST.01
2世代前のロイヤルオークだが、現行品の15500とデザインは大きく変わらない
オーデマピゲ
ロイヤル オーク Ref.15500ST.OO.1220ST.03
こちらが2021年現在の現行ロイヤルオーク
前述した2世代前のモデルとは文字盤のデザインこそ多少変わるが、ケースやブレスレットの基本思想は変わらない
2020年以前からもじわりじわりと価格の上昇を続けていたロイヤルオークですが、2021年にはその人気に火が付いたのか実勢相場が暴騰。
以前の価格の2倍近くになるモデルも多数ございます。
その中でも特に人気なのがエクストラシンと呼ばれる2針の薄型モデルです。
オーデマピゲのCEOであるフランソワ・ベナミアス氏より、15202(現行のエクストラシンの品番)が廃盤になるかもしれない事を示唆する発言が話題を呼びました。
オーデマピゲ
ロイヤルオーク エクストラ シン Ref.15202ST.OO.1240ST.01
2針の超薄型ロイヤルオーク
ロイヤルオークシリーズの中でも特に人気が高い
新作の発表を控えるオーデマピゲ、この人気はどこまでいくのか、2022年も目が離せません。
CODE 11.59
オーデマピゲ
CODE 11.59 バイ オーデマピゲ クロノグラフ
Ref.26393OR.OO.A321CR.01
続いてご紹介するのはCODE 11.59です。
2019年に発表された同モデルですが、着実に人気が伸びてきており、2021年はデザインや素材のバリエーションも増えた事で話題となりました。
ドレスウォッチでもスポーツモデルでもない絶妙なバランスが今までに無いテイストを生み出しています。
オーデマピゲ
CODE11.59 バイ オーデマピゲ オートマティック Dバックル仕様
Ref.15210BC.OO.A002CR.01
一見するとドレスウォッチだが、厚みや細部のデザインはスポーツモデルとも思える程スタイリッシュ
一見するとラウンドタイプの時計ですが、実はオーデマピゲのアイコンでもある8角形のケースをサンドイッチするような構造になっており、横から見ると良く分かります。
また、ラグは肉抜きされており、ドレッシーな要素の中にもスポーティさが散りばめられております。
オーデマピゲ
CODE11.59 バイ オーデマピゲ オートマティック Dバックル仕様
Ref.15210BC.OO.A002CR.01
ケースサイド部分は8角形、ラグは肉抜きされている
文字盤は独特な光沢を生むラッカー塗装を採用しているモデルが多いです。
(一部のモデルはスケルトン文字盤や特別な仕上げが施されているモデルがある)
更に淵から中心にかけてグラデーションになっているモデルもあり、まるで吸い込まれるかのような美しさがあります。
こちらの時計の魅力はこれだけには収まりませんので、是非こちらから関連記事をご一読頂ければと思います。
オーデマ・ピゲ【CODE11.59】新シリーズの魅力を徹底解説!
まとめ
いかがだったでしょうか。
腕時計業界の2021年を彩ったブランドを4選させて頂きました。
勿論、パテックフィリップやヴァシュロンコンスタンタン等、これ以外のブランドも大いに盛り上がった年となりました。
2021年は全体的に時計の相場が上がったモデルも多いです。
2022年には毎年恒例の新作発表もありますので、目が離せない年は続きそうですね。
一部対象外の商品はございますが、非常にお買い得にお求め頂けるキャンペーンとなっておりますので、是非この機会をご利用下さいませ。